ハワイ語で「揉む・マッサージする/掌(手の平)から伝わる愛」
という意味であり、何百年も昔のハワイの古代王朝から民間医療として行われてきた手技のこと。
日本語でいうと『揉み揉み』にあたるのでしょうか?
「ロミロミの歴史は、確かではないんですが7〜800年と言われています。
ハワイがまだアメリカになる前っていうのは、様々な部族に分かれて戦国時代のような感じだったんですね。
そこに有名なカメハメハ大王などが現れてハワイを統一したりするのですが・・・
その時代にカフナというコミュニティーのリーダー的存在がいたんです。
ロミロミは、カフナや家々の民間療法として伝えられてきたといわれています。
ハワイの文化っていうのは、口で伝える口承文化なので、文化を伝える手段が「フラ」であったり、「チャント」という、抑揚のない声で歌う歌だったのですね。
「チャント」はもともと名前を伝えるものだったそうなのですが、長い長い歴史の中で、
いろんなことを伝えていくアカペラのような感じになったそうなんですね。日本でいう琵琶法師みたいなものです。
ロミロミもそんな中で、ハワイアンだけに代々受け継がれていた門外不出のハワイアンの文化だったのです。
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